湯ざまし

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特集

見せて下さい耳餃子(2ページ目)

(2011年7月21日)

1ページ目からの続きです。

象の鼻パーク

山下公園から少し歩き、赤レンガ倉庫を臨む「象の鼻パーク」にやってきた。象の鼻に似ている波止場に由来するそうだ。広々とした芝生で、落ち着いた雰囲気。この辺りがよさそうだ。

右から伸びているのが「象の鼻」大きな地図で見る

とそこに、ひとり芝生の上で文庫本を読む男性が。お願いしてみると、快く撮影に応じてくれた。ではこの方、M・S さんの耳を見せてもらうことにしよう。

#2 M・S さん

まずはお話から。ちなみに子供の頃、耳で「餃子」をやった記憶があるという。

象の鼻
写真左側の芝生の辺りです

―― 最近食べておいしかったものは?

そうだなあ、あ、昨日イタリアンに行きましたよ。そこで食べた…、名前は忘れちゃったんだけど、何かのフリッターがおいしかった。

―― ここにはよくいらっしゃるんですか?

土日にぷらっと来て、本でも読んでることが多いかな。単身赴任でこっちに来てるから。

―― ちなみに出身は?

関西の方なんですよ。

―― スポーツって何かやっておられます?

うーん、今はランニングくらい。今朝も走ってきました。高校までは野球をやっていて、あとマラソンもやりますね。

―― お手元の本って何ですか?

『大延長』(堂本瞬一著、実業之日本社文庫)って本で、タイトルで分かるように野球の話です。

では耳の写真をどうぞ。

M・Sさん
M・S さんの耳(クリックで拡大)
M・Sさん
M・S さんの耳餃子(クリックで拡大)

日焼けした肌が素敵な、そして少し恥ずかしそうに本を見せてくれた M・S さん。休日に公園で読書を楽しむ、爽やかなスポーツマンという印象だ。村上春樹の小説に出てきてもおかしくない。

そういえば村上春樹には、耳の綺麗な女の子(耳専門のモデル)が出てくる話があったような。

ララバイ

脱線するが、動物園ではひとりラクダの前に陣取ってずっと話しかけているおじさんがいた。小さなデジカメを持って、ひとり言の途切れることがない。ラクダは高齢で病もあり、一日のほとんどをくつろいだ状態で過ごしているという。

ラクダ
首にはしっかりとタオル

「♪さあ眠りなさい 疲れきった 体を…」おじさんの歌声が聞こえてきた。「聖母たちのララバイ」だ。ラクダに向かって話す合間合間にこの一節を繰り返していた。声は明るかった。「今日も閉園までいちゃうんだろうな」というつぶやきが染みる。

ラクダ
ラクダの耳

次は絵になるカップル

閑話休題、象の鼻パークに戻ろう。公園の名前は鼻でも見るのは耳だ。先ほどの M・S さんに別れて少し行くと、腰掛けて海を眺める男女二人組を発見。まず男性の福田さんからお聞きしてみよう。

#3 福田さん

撮影に行く前には色々な言い訳を考えていったのだが、それも不要な勢いで快諾してくださった福田さん。ファッションモデルと言われたら信じてしまいそうだ。まずはインタビューから。

福岡カップル
福田さん(クリックで拡大)

―― こちらはたまにいらっしゃるんですか?

いえ、初めて来ました。

―― どちらから?

出身は松山なんですよ。

―― お好きな食べ物は何でしょう?

愛媛でおいしいものといえば、「じゃこ天」ですね。(さつま揚げに似た練り製品のようです。)

―― スポーツって何かやっておられます?

バスケやってます。

―― ウナギとアナゴ、どっちが好きですか?

アナゴかなあ。なんとなくですけど。

―― では、タコとイカとではどっちですか?

イカですねー。

では早速耳の写真をどうぞ。

福田さん
福田さんの耳(クリックで拡大)
福田さん
福田さんの耳餃子(クリックで拡大)

#4 岡田さん

続けて女性の岡田さん。返す返すも嫌味のない、カラッと晴れたお似合いの二人である。何を食べるとこんなふうになれるのか。

岡田さん
岡田さん(クリックで拡大)

―― 岡田さんも松山出身ですか?

いえ、私は名古屋です。

―― 最近、いいことありました?

(福田さんと)付き合い始めたことですかね。松山から転勤する4日前に。

―― スポーツ経験は?

中学・高校で、テニスとバスケをやってました。

―― ウナギとアナゴ、どっちが好きですか?

ウナギです。名古屋なんで、やっぱり。

―― タコとイカとでは?

(彼氏の福田さんはイカと答えたが)私はタコかな。タコヤキ、おいしいですよね。

―― 初めてピアスあけたのはいつですか?

中学三年のとき、病院で。 (横で「早いね」と言った福田さんの言葉を受けて)自由な校風だったんですよ。制服もなくて。

ではそんな岡田さんの耳をどうぞ(クリックで拡大)。

岡田さん
岡田さんの耳(クリックで拡大)
岡田さん
岡田さんの耳餃子(クリックで拡大)

せっかくのデートにすみません。「楽しんでいってください」などとテレビのレポーター気取りのことを言ってお別れした。

さて、もう少し耳を見ていこう。次ページに続きます。

 

 

 

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作成:とね(info アットマーク yuzamashi.net)