湯ざまし

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特集

見せて下さい耳餃子

(2011年7月21日)

子供のころ、近所の市立図書館に行くと「アンパンマン」と呼ばれる男性によく会った。縦にも横にも大きくて、子供を相手に遊ぶのが好きなようだった。図書館職員ではない、正体不明の人。

アンパンマンさんにはいくつか得意技があった。覚えているのは、指で輪を作って頬の肉を丸く強調する「たこやき」、そして、耳を半分に折りたたんでみせる「ぎょうざ」だ。

耳餃子

そんな「耳餃子」を色々な人にやってもらい、写真に収めてきた。(※ 柔道経験者の「餃子耳」とは関係ありません。)

まずは動物園へ

やってきたのは横浜。京急を日ノ出町駅で降りて緑豊かな丘を登ると、見えてきたのは横浜市立野毛山動物園。観光地の方が声を掛けやすいだろうという算段である。

野毛山動物園
入場無料です

ところが園内に足を踏み入れたとたん、頭の中に浮かんだのは巨大な「無理」の二文字だった。大勢の親子連れ、飛び交う「かわいい」の声…。とても割り込んで声を掛けられる状況ではない。

動物園内
モルモットとふれあっている

たくさんの耳を前にしながらくやしいが、つまみ出されるわけにもいかない。あきらめも大事、場所を変えることにした。

レッサーパンダ
人気のレッサーパンダは…
レッサーパンダ
耳の回りの毛が白い

まずはサンプルをどうぞ

ここでとりあえず、やりたいことを簡単に説明しておこう。雛形として登場してもらうのは、同行をお願いした M・M さん。大学でお世話になった先輩だ。

M・Mさん
分からないまま連れてこられた人
(クリックで拡大します。[Esc]キーで閉じます)

「変態だと思われて捕まるんじゃないか」「着いて行くのはいいが他の内容じゃダメなのか」としきりに言っている。

#1 M・M さん(雛形)

まずは簡単なインタビューから。

―― 最近食べておいしかったものは?

アジサイの絵が入った蒲鉾。きれいだったので。

―― スポーツ経験は?

テニス・陸上・駅伝・卓球をやってました。

―― 今までで一番遠くまで行ったのはどこですか?

トルコです。みんな親切でした。

―― 出身地は?

静岡。

―― 初めてピアスあけたのっていつですか?

20歳のときですね。ちゃんと病院で。あまり痛くなかったけど、あとから膿んで大変でした。

―― ウナギとアナゴ、どっちが好きですか?

アナゴ。お寿司になるから。

では早速、耳と耳餃子の写真をどうぞ。(写真をクリックすると拡大します。拡大した状態でキーボードの方向[←][→]キーを押すと、写真が切り替わります。)

M・Mさん
M・M さんの耳
M・Mさん
M・M さんの耳餃子

…というのが、今回やりたいことである。動物園では難しそうだったが、海沿いの観光地ではどうだろう。渋る M・M さんを連れて向かってみることにした。

休日のヨコハマ

動物園での「耳餃子」撮影をあきらめ、やってきたのは山下公園周辺。強い日射しが照りつける中、芝生でくつろぐ人、海を眺める人など、多くの人たちが休日を楽しんでいる。

山下公園
氷川丸
山下公園
思い思いに過ごす人たち

ではここを出発点にして、耳餃子の撮影をお願いしてまわることにしよう。次ページへどうぞ。

 

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作成:とね(info アットマーク yuzamashi.net)