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2017年4月分(↓日付をクリックで移動)

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むとせ (2017年4月22日)

このサイトを作って六年になる。生まれた子ならそろそろ学校へ上がるかという年である。「22才の別れ」は「五年の月日が長すぎた春」と歌う。「ルビーの指輪」は二年。「もうすぐ春ですね」で有名な「春一番」は「別れ話したのは去年のことでしたね」と振返るが、考えてみれば数か月前だ。

休みがあっても寝て倦んで、見聞きすること匂うもの、身に鮮やかと映らない、恨みに思うこともない、手前勝手に疲れるばかり。年を取ったせいにするんじゃ世間様に悪い。ただただ俺は頭が鈍い。

 

 

なうい (2017年4月29日)

ニューミュージックはニューではない。ニューであったものはいつからか様式になるが名称はニューだ。今様もボサノバも歌舞伎もそれは同じことである。

おニューなんて言い方はもうしないかもしれない。「ナウい」や「今い」は廃れたという認識である。

フォークソングと民謡は同じような意味だが随分ちがう。

世田谷通りにポルシェの認定中古車を売る店があるが、看板にプレ・オウンド・カーと書いてある。気取っている。

カタカナ言葉のほうが古く聞こえる場合もあって、セコハンもその一種だろう。クランケやシャボンもそうである。セブンという質屋はまだけっこうありそうだ。ミルクタンクなんていう人はもういなかろう。

バロメーターなどは特定の意味にしか使われない。テルモメートルなんていうとだいぶん古くさい。メートルが上がるというのも古びた言い方かもしれない。テンションはまだ使われている。

ミートソースとボロネーゼの境界は難しいのだが、ぼんやりとあるように思う。前者はスパゲティで後者はパスタ。前者は汁っぽくて後者はぼってりしたブラウンソース。ベシャメルなんてのは昔のブルジョワが言いそうだ。

カップ酒とコップ酒では意味が違う。グラスファイバーを和訳するとガラス繊維である。コスメチックも「コスメ」と「チック」で別のものを指している。カフェとカフエーも別。

呉音と漢音のようなものだろう。

 

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作成:とね(info アットマーク yuzamashi.net)